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第59次南極地域越冬観測隊小島隊員よりミッドウィンター祭を無事迎えメッセージが届きました。
「お陰様で59次越冬隊はミッドウインターを迎えることができました。これまで、ご支援をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
今年も昨年に引き続き厳しい海氷状況が続いており、沿岸、内陸の野外調査については慎重に検討をしておりますが、極夜明けから一気に展開することができるよう慎重に準備を進めております。
間もなく60次隊の活動も本格化すると思いますので、連携して準備を怠りなく進めたいと考えております。
昭和基地では21日よりミッドウインター祭を執り行い、隊員一同今後の活動に向けてしばし英気を養っております。
今後も引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。」
引き続き隊員の皆さんのご無事とともに、立派な成果を挙げられることを祈念いたします。

「ミッドウィンター祭とは…?」
南極では6月から一日中太陽が出ない「極夜」に入り、7月中旬ぐらいまで暗い時期が続きます。このような時期には外作業もほとんど行えず、太陽も見ることができないため気分もめいってきます。そのような極夜期のめいった気分を吹き飛ばそうと、この極夜を祝う祭りです。