社是・社訓・経営ビジョン

社是

利者義之和也 正篤学人

当社の理念

『自分の利害を捨てて、人道・公共のためにつくすことの積み重ねによって利益は得られるものである。』

私たちはこの社是が表している理念を具現化していくために「義」を大切にしています。
すなわち、私たちは「顧客」を大切にします。私たちは「社員」を大切にします。
そして、私たちは仕事を通して社会に貢献します。

社是解説

社是
『利者義之和也』
りはぎのわなり
読み方
利 ・・・ 儲け、利益、利得、富、財産、勢い、力、勝利
者 ・・・ ということは、とは、即ち
義 ・・・ 自分の利害を捨てて人道・公共のために尽くすこと、人の行うべき正しい道
之 ・・・ の
和 ・・・ 総和
也 ・・・ にある
揮毫者
安岡正篤
やすおかまさひろ

明治31年大阪市生まれ。東京帝大(現東京大学)卒。
陽明学者。終戦の詔勅(玉音放送)の草案執筆者。
吉田茂から中曽根康弘まで戦後歴代宰相の指南役。
現在の元号「平成」の考案者。
昭和35年5月24日、大原鉄工所に講演のため来社し、社是を揮毫(きごう)する。
昭和58年12月、85歳で逝去。

社訓

社訓

大原松夫先代社長 自筆

社訓説明

一、心魂を打込んで職務に当る
会社における社員としての、仕事に取り組む態度を示したものである。精魂を傾けて仕事に取り組む中から創意も生まれ、付加価値も増す。全員が常に積極的な意欲で仕事に対し、その努力を集結し、一致協力して進むことが企業を健全ならしめるだけでなく、大きく繁栄させる原動力となり、ひいては自らの家庭の経済基盤を築くことになることを示している。
一、誠実を旨として人生を開く
人間はいかにその天分、能力が優れていても、その人柄が不誠実であっては結果的にその人生は開かれない。常日頃から全て誠心誠意をもって事に当り、人格を磨き、自己を成長させることによって、自らの人生を切り開いて行かなければならないことを示している。また、そうすることによって自分の人生が豊かになって行くことを知らねばならない。
一、感謝の念をもって社会に報ゆる
自分が現在あるのは、社会や周囲の人々があってのことであることを自覚しなければならないことを教えている。自分ひとりでは何もできないことを知り、感謝の気持ちをもって各人の職分に全力を尽くし、社会に恩返しをして子孫へと引き継いで行かなければならない。

経営ビジョン

大原はニッチな市場でトップの企業になることを目標としています。
大原はローカルな市場でトップの企業になることを目標としています。

そのために、

  1. 規模の拡大より内容の充実を重視する企業を目指します。
  2. 顧客関係を大切にする顧客密着で開発型の企業を目指します。
  3. 製品や事業活動を通じて社会と地域に貢献する企業を目指します。
  4. 海外と技術交流を行うグローバルな感覚の企業を目指します。